引き続き、書いていきます。
「盜」という字は、他にも繋がります。
まず、「盜」という字を改めて、分解します。
「氵」+「欠」+「皿」です。
「皿」を「血」と読み換えます。
「字通」[普及版] P1527 参照。
(皿はおそらくもと血に作り、血盟の盤。
それに「氵次(唾)」してこれをけがし、無効とする行為をいう。血盟に離反し、共同体の盟約から逸脱するもので、「春秋左氏伝」において、「盜」と呼ばれているものは、皆亡命者であった。中略。孔子も亡命中は盜とよばれ、格別の身元保証人が無ければ無籍者であった。)
「盜」は亡命者とも表現されていた事にも繋がります。
「盜」という字で、様々な事が連想出来て、面白いです。
【参考文献】
白川静『字通』平凡社、1996年(普及版)。P1527
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