資治通鑑を読む上で、「羣盜」「盜賊」「盜を爲す」という言葉が、唐記一 二 三と出てきます。
「盗」を分解すると「次」+「皿」になります。
「次」はうらやましげに、よだれを流すの意味。
「皿」はそのままの意味です。
皿の中の食物を見て、欲しく思うの意味から、盗むの意味を表すとの事です。
これだけ読むと、資治通鑑の世界がいまいち想像ができないと思います。
ここで、「盗→盜」と置き換えると、世界が変わります。
分解すると「氵」+「欠」+「皿」と読み換えます。
「氵」から連想する漢字として、「川」「河」「江」「山」「海」「湖」と出てきます。
これらは、「氵」を含めて全て「三」で表現できます。
要するに、盜賊は水辺を中心に活動していた事が想像できます。
「山」は「沢」「渓流」「沼」などにも通じます。
資治通鑑では「河を度る」という言葉
「濟州」などの地名が出てきます。
なので、盜賊という言葉が出てくると、上記地形をイメージしていただけると、資治通鑑が面白くなります。
参考文献 『新漢語林 第二版』「楷行草 筆順字典」対応 大修館書店 電子辞書版
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